生きづらいぼくたちが生き抜くために
ひとつでも多くの知識を
知恵にできますように

【結論:暗記はAnki】どうでも良くなっちゃった。勉強法も,記憶術も,集中力も。

まなびを深め,なるほどを作り続けたいと願うみなさんにあっては,「いかに効率よく学ぶか」は永遠のテーマかと思います。

なかでも「暗記」には頭を悩ませているのではないでしょうか。

ぼくは幼いころから白地図や漢字を覚えるのが苦手で「暗記よりも理解のほうが大切」と自分に言い聞かせることで自我を保って生きてきました。

なのですが, 3 年前に IT講師業界にやってきて衝撃を受けました。

あんがい暗記多いです!

IT 業界といえば「暗記よりも理解優先」の最前線だと思うでしょう?

そして,講師業と言えば「分かりやすく教える」仕事であり,「理解」の比重が高そうでしょう?

実際半分は当たっていて,たった数コースを実施するだけであれば,理解最優先の職業であり,ぼくにとって疑う余地のない天職でした(よく「天職ですね」と言われます)

── なのですが,職域を増やそうと思うと,途端に暗記が重要になってきます。

そもそも覚えていないことは話せません(なぜそのことに気づかなかったんだろう…)

それに, 営業力 という意味では資格が必要です。 IT 資格は膨大な情報をいかに整理して脳に流し込むかの戦いなので,理解の皮をかぶった暗記試験です。

今年は約 3 万円もする Java Gold 試験に落ちてしまい,いよいよぼくは追い詰められました。

www.arute.me

自分は暗記が死ぬほど苦手だ。でも,なんとか立ち向かっていかなければならい。

では,自分はどうやって暗記に立ち向かっていくべきでしょうか?

Anki に出会い直すまで

Java Gold 試験に落ちてしまってからは 暗記に対してマジメに向き合いたいと思い,(IT資格の勉強を後回しにして)勉強法の本を読みました

そのうちの 1 冊がメンタリストDaigo さんの『最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法』です。

この本には ある理論 が書かれています。

そして,ぼくは諦めました。

……自分はもういちど Anki と向き合うしかない。

Anki = AI 単語帳アプリ

Anki とは,PC & スマホで使える単語帳アプリです。

紙の単語カードとの最大の違いは, 出題されるカードを(人間ではなく)機械が選ぶ ことです。

もう少し具体的に言うと,Anki で正解したカードは,徐々に復習間隔を延ばしながら再出題されます。

先ほどの本に書かれていた理論は 暗記は,徐々に期間を広げながらなんども復習するとよい というもので,これを SRS : Spaced Repetition System と言います。これをアプリ化したものが Anki というわけです。

Anki,2 度目の挑戦

Anki を使い始めたのは今年の 4 月くらいからですが,これは人生で 2 度目の挑戦です。

Anki は昔から存在するアプリなため,以前にいちど試して使ったことがありました。

そのときはいまほどヤル気に満ちていたわけでもなく,覚悟も無いままになんとなく始め,なんとなく面倒になってやめてしまいました。

しかし,今回は違います。

今回は,

  • 楽しい仕事生活を送るうえで不可欠
  • 自分の苦手を補ってくれる唯一の手段
  • やればリターンが期待できる

という高モチベーションでの使用です。

自分に合っていればドンドン使えばヨシ,合わなければ辞めればヨシと使い始めます。

Anki を使ってみて

Anki はまず春に受けた応用情報処理技術者試験で使い始め,それからはほぼずっと使い続けています。

Anki で合格 ── 応用情報処理技術者試験

今年の春に応用情報処理技術者試験という試験を受けました。このとき Anki をちょっとだけ使ってみました。

www.arute.me

これが非常にうまくハマりました。

Anki の「効果」はあまりにも長くなるので,別な記事であらためて触れたいと思います。

とにかく,Anki はぼくを試験合格に導き,その後(今)も使い続けています。マイクロチップによって記憶が強化されるその日まで,ぼくは Anki を使い続けるでしょう!

小さく始めて良かったね

ぼくの場合, 小さく始めた という点も良かったです。

もともとは単に時間的な理由や「効果の分からんものに全振りではきない」といった消極的な理由でした。

しかし学習を始めてみると,Anki には思わぬ弊害がありました。

そのころ Anki で学習していた時間なんて 10 分くらいだったのに,なんだかアプリを開くのがイヤになるのです。

「スマホ ≠ 勉強道具」という脳内リンクがあるためか,とても違和感がありました。

PC やスマホでの学習はふだんの学習スタイルとあまりにもかけ離れているので,猛烈な面倒くささを感じるのでしょう。

この違和感は徐々に消えていきます。

Anki の効果を実感するほどに「Anki を開く = 覚えられる = 嬉しい」という脳の条件付けができてくるため,むしろスマホを開くと自然に Anki を開くクセがつきます。よく「歯磨きをするように◯◯する」という言い回しがありますが,まさにそんな感じです。

とはいえ,この感覚は体験してみないことには分かりません。

はやくこの感覚を感じるためにも,まずは小さく始めてストレスを小さくするといいと思います。

Anki を始めて,ストレスフリー暗記ライフを送ろう!

Anki については全 5 記事を使って愛を語る予定ですが,この記事をご覧になったみなさんは,とにもかくにも Anki を始めてみましょう。

Anki には少なくともこれだけのメリットがあります:

  • 暗記が楽しくなる
  • 暗記に対する苦手意識が薄れる
  • 無意識に暗記できる
  • 意味のないネットサーフィンをする時間が減る
  • 炎上ニュースを読んで心がザワつくことが減る
  • 自分に関係ない人間の失敗を叩いたり非難したりすることが減る
  • 関心の輪に割く時間が減り,影響の輪に割く時間が増える
  • 資格試験に合格できる
  • もっと「変わった人」になれる
  • セルフイメージが上がる
  • 「理解ってなんだろう?」という問いを持って生きることができる
  • 理解に対して自覚的になれる
  • 理解が深まる
  • 趣味が生まれる
  • 問いを作るのが上手くなる
  • 問いに答えるのが上手くなる
  • 工夫する習慣が身に付く
  • 改善する習慣が身に付く
  • PDCA の習慣が身に付く
  • 定量的な視点が身に付く
  • 「学び」を定量化できる

あえて言い切りますが, 勉強法だの暗記術だの集中力なんて,そんなものはもうどうでもいいんです

確かに効果はあるのかもしれませんが,Anki ほど確実に大きな成果を上げるツールはほかにありません*1*2

あなたがすでに効率的な勉強法だの暗記術だの集中力だのを身につけているならちろん素晴らしいことです。そうでないなら,幸せの青い鳥を探しに行くのは今日でやめて,Anki を使い始めましょう。

上記には半分冗談のものもありますし,実際にやってみないと分かりにくいものもあります。

次回以降 4 記事を使って掘り下げて行きたいと思いますので,併せてお読みください🙌

ちなみに,「暗記は,徐々に期間を広げながらなんども復習するとよい」という理論の中身を知りたいかたや,ほかにどんな理論があるかに詳しくなりたいかたは,メンタリスト Daigo さんの本を読んでみてください👇

最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法

最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法

関連記事リンク

Anki の使いかたや情報はさまざまな人がブログにまとめています。

ぼくが読んで「へー!」と思ったものを,簡単な紹介文とともに掲載します。

👇 全部入り系使いかた解説記事です。スクリーンショットも多用されていて使用イメージも湧いてきます。 rs.luminousspice.com

👇 Anki に限らず,読むだけで頭が良くなったと錯覚するかのような記事をたくさん書いている人です。実践すれば錯覚を現実にすることもできます。 readingmonkey.blog.fc2.com

👇 日本語マニュアルです。最初から読む必要はありませんが,気になったことを調べるといいでしょう。 wikiwiki.jp

👇 愛語る系記事です。ぼくも愛を語っていきたいですね。 eigo-study-kanzen.hatenablog.com

👇 Anki を使う際のコツがまとめられています。使えば使うほどにこのコツの重要性を痛感します。 良い学習のための4つのルールjunichiiida.wordpress.com

👇 こちらも Anki を使う際のコツですが,上との違いは①20個ある②(たぶん)Anki 公式のコツを紹介しているです。 rage2050.hatenablog.com

*1:Anki の類似ツール自体はたくさんあります

*2:「いや,ほかにある」というかたはぜひ教えてください