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【落ちた】Java Gold 「不」合格した!ので,勉強時間・勉強法・使った参考書とか難易度感とか書きます。

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変化への対応と基本の徹底を旨とし,このクソッたれな IT 業界を生き抜くために研鑽を重ねるみなさんにあっては,ベンダー資格のひとつとして Java Gold を検討していることかと思います。

ぼくは一足早く検討を終え,去年 Java Silver に合格し,先日一年越しに Java Gold を受験してきました。

が,不合格!!!

悲しい!

Gold は甘くないぞ

Java Silver と同じノリじゃダメです。

イケると思った!

Java Silver に合格した際,正直ぼくは「Gold も余裕でしょ」と思っていました。

関数型プログラミングについては当時流行っていて(?)多少知っていましたし,JDBC についても分かっているつもりでした。

なので,ちょいちょいっと合格できると本気で思っていたんです。

  • 64 〜 128 時間くらいあれば合格できるだろう
  • 10 日間ちょいガチれば合格できるだろう

いや〜…見積もりが甘すぎました。

これは不合格体験記です

以下では,不合格に至るまでの学習方法などを載せています。

悲しいことに,これは合格を前提に書いていた記事を不合格用に一部抜粋して修正したものです。

悲しすぎる!!

その時間を学習に充てていればよかった!!😭😭😭

ぼくがとった学習の流れ

こんな流れでやりました

  1. 紫本を章ごとに進める
    1. 解説を読む
    2. まとめを解く
  2. 分からないところは諦める(?)
    • NIO.2
    • スレッドと並列処理
    • ローカライズとフォーマット
  3. 分からないところがあるまま紫本巻末模試を受ける
  4. 模試で失点率の高かった以下の単元につき,黒本で学習する
    • コレクションとジェネリクス
    • ラムダ式とメソッド参照
    • Java ストリーム API
    • ファイル
    • 並列処理
  5. 全範囲黒本やった方がいいと薄々気づくものの,横着して黒本の巻末模試を解く
  6. これまでの×問題を再度復習する
  7. 黒本の PDF 模試を解く
  8. 受験!

学習時間はザックリと 128 時間くらいです。

学習を工程ごとに区切って実施していた点は良かったです。

しかし,紫本を「理解」用に使っていたことが原因で取りこぼしがあり,それをフォローアップできないまま模試に進んでしまったのは失敗でした。

なお,上記の「諦める」は,「章末の『まとめ』を 2 〜 3 回繰り返してそれで終わりにした」という意味です。

理解できなかった箇所につき模試の前に黒本を行なっていればもっとスムーズに学習が進んだはず。

使った問題集(テキスト)

使ったのは以下の 2 冊です。

オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Gold SE 8 (EXAMPRESS)

オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Gold SE 8 (EXAMPRESS)

徹底攻略 Java SE 8 Gold 問題集[1Z0-809]対応

徹底攻略 Java SE 8 Gold 問題集[1Z0-809]対応

  • 作者: 米山学,株式会社ソキウス・ジャパン
  • 出版社/メーカー: インプレス
  • 発売日: 2016/10/14
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る

Java Gold 試験についてはほとんどの人が選択の余地なくこの 2 冊を利用するはずです(どのブログでもだいたいこれを挙げてる)

通称「紫本」(オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Gold SE 8 (EXAMPRESS))

紫本は「説明が簡潔すぎる」(配慮した表現です)。

感想としては,これに尽きます。

読んでいると

  • 「悪いけどそれ,UML で描いてくれない?」
  • 「ごめんぼく頭悪いからさ,君がなにを言いたいのか全然分かんないや」

とイライラすることが多々ありました。

ただ,必要な出題範囲を網羅しているのはこのテキスト以外にはないため,紫本の購入は限りなくマストです。

そこで,みなさんが紫本を利用する際,以下のような割り切りをすることをオススメします。

  • 紫本は高品質な「出題範囲表」である
    • 巻末には模試までついている!
  • 理解は別な教材で行う
    • 黒本(後述)
    • API ドキュメント

通称「黒本」(徹底攻略 Java SE 8 Gold 問題集[1Z0-809]対応)

ぼくは「紫本を一通りやって,巻末模試で失点率が高い箇所のみ黒本の問題を解く」という学習方法で進めましたが,黒本を読んで,

「お前がテキストだ!」と思いました。

文字を大きくしてオススメしたいのですが,黒本をちゃんと読んで理解しましょう。

ぼくは紫本で多大な時間をかけた後に黒本を読み,(分かりやすいと言う)感動と(なぜ事前に中身を確認しておかなかったのだと言う)絶望を味わいました。

解説がていねいで分かりやすいですし,積極的に UML 図で描いてくれています。

  • 章ごとの問題は理解するために解き,解説もじっくり読む
  • 章末問題の模試が実践編

と捉えるといいでしょう。

章ごとの問題は易しいので試験問題とのレベルギャップがあります。その意味でも,「黒本こそテキストとして使う」という発想で行くとうまく行きます。

なぜ落ちたのか?

不合格を知ってからしばらく「いや〜。だいたいさらったんだけどなあ。あとなにすればいいんだろう?」とモヤモヤしていました。

そして一夜明け,気づきました。

「だいたいさらった」とか思っていること自体が原因

敗因は「知識の正確性が低かったこと」です。

受験当時のぼくの理解度は「模擬試験の肢を判断できる程度には理解していた」くらいでした。

3 つめの模擬試験を受けた時に得点率が 63% であったため「よし!あとこの模試の不明点が解決できれば次回(本番)では 65% に届くだろう!」と思ったのです。

で,これは理解度としてどうなのかと言えば……たぶん,ふつうに低いんですよ。

Java Silver 受験時は,どの範囲も「教えられる」レベルで理解していました*1

学習初期の理解不足が逃げ腰姿勢に繋がり,理解度の基準が下がった

上記の通り,最初紫本で学習していた際に「さっぱり分からんな〜」と思うことがたびたびありました。

そのせいで「完全に理解するまで可能な限り調べ続ける」という学習スタンスが取れず,ついつい「問題が解ければ OK 」という基準に落としてしまっていました。

あたりまえですが,

  • 理解しようとすれば,理解できます
  • その問題を解けるようになろうと思えば,その問題が解けるようになります

これはふだん自分が教えていることなのに,小っ恥ずかしい失敗をしてしまいました。

暗記から逃げてしまったことも原因のひとつ

それからもうひとつ,暗記から逃げてしまったことも敗因です。

IT 業界人あるあるですが,ぼくは単純暗記を避けようとする傾向があります。

  • 「大切なのは理解!」
  • 「記憶より記録!取り出せればいいんだよ!」
  • 「丸暗記はムダ」

という発想を抱きがちです。

が,「暗記=ムダ」的思考は「暗記が苦手だ」という自分自身の思い込みを正当化するための偏見であり,暗記はきちんと身に着ける必要があるなと痛感しました。

伊沢拓司さんが暗記のコツを「そもそも暗記を軽視しないこと」といった旨話しているのを Youtube で観ました。


東大生クイズ王が「暗記」のポイントを解説します。

今回暗記から逃げて Java Gold に落ちたことと伊沢さんの動画を見たことをひとつのきっかけとして,「暗記」というものにきちんと取り組観ます。

再受験/合格に向けて何をするのか?

もちろんここで諦めるつもりはもちろんありません!

再受験までの学習は,敗因の裏返しであり,

  • 理解する
  • 暗記する

の 2 点です。

理解 ── 不明点を洗い出し,くまなく調査する

具体的には,

  • すでに実施した模擬試験
  • Oracle が提供しているサンプル問題

について,解きながらなるべく細かく不明点を洗い出していき,挙がった項目について調査・整理します。

この工程で 16 〜 32 時間くらいを見ています。

暗記 ── Anki を活用する

暗記についてなにか有効な仕組み・ツールがないものかと調べたところ,とっつきやすく効果が上がりそうなものに Anki がありました。

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暗記を仕組み化できれば,人生がちょっとだけ良くなりそうな気がします。

まとまった工程は設けず,学習項目ごとに Anki 化していきますが,総暗記時間は 8 〜 16 時間をみています。

これから受験する人へ

もしあなたががベテラン Java マスターであれば杞憂でしょうが,そうでないなら,きっと困難に直面します。

  • 紫本の解説が淡白すぎる問題
  • 覚えること多過ぎ問題

ぜひぼくの不合格体験記を参考に,「失敗のシミュレーション」をしておくことをオススメします

「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」という名言(?)の通り,失敗は「あるある」なんです。

しれっと再受験して合格してから『Java Gold に合格した!』という記事を書くこともできましたが,恥をしのんでこの記事を書きました。

そしてこの記事を見つけてくださり,最後まで読んでくださりました。

ぜひこれをチャンスと捉えて 26,000円という受験料を節約してください!😭😭😭😭

*1:実際仕事で教えていましたから